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セラミドはどんな成分?配合化粧品で気をつけるポイントは?

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セラミド配合の化粧品が昨今話題となっていますが、セラミドがどういうものかご存知でしょうか?

セラミドは肌を健全に保つのに必要な成分ですが、その恩恵を受けるためにはセラミドの知識を深め使用することが大切となります。

今回はセラミドはどんな成分でどんな効果があるのか、セラミド化粧品を使う場合に知っておくべきポイントについてご紹介します。

 

セラミドとは

私たちの肌は外側から、表皮、真皮層、皮下組織の3層構造となっています。

この中で一番外側にある表皮は、外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層とさら4層に分かれています。

セラミドは肌の一番外側にある角質層の中にある細胞間脂質と呼ばれる物質のひとつです。

セラミドは顆粒層で作られ、角質層の中で細胞間脂質となるのですが、角質細胞を抱え込むように存在しています。

角質層では水分を豊富に含む角質細胞の間に細胞間脂質がびっしり埋め込まれ、これが層をなすラメラ構造を構成しており、外部から異物が侵入するのを防ぐ役割を果たしています。

セラミドの働き①:バリア機能

セラミドは水分をたっぷり含む角質細胞の間に隙間なく存在する細胞間脂質と呼ばれる物質です。

角質層では、セラミドと角質細胞が隙間なくきっちりと層をなすラメラ構造を形成することにより、強固なバリア機能を有しています。

このバリア機能によって外部からの刺激や細菌、異物などの侵入をシャットアウトしており、肌を守るとともに私たちの健康をも守ってくれています。

さしずめ外敵から身を守る壁のような存在と言えます。

 

セラミドの働き②:保水機能

角質層が角質細胞と細胞間脂質で構成され、強力なバリア機能を持っていることは説明しました。

この角質層は外部から異物の侵入を防ぐほかに、体内の水分が蒸発して外部に逃げないよう保護する役目も果たしています。

この保水機能により私たちの身体の水分は保つことができています。

この肌の機能で重要な役割を果たしているのがセラミドになります。

セラミドは角質層の骨組みのような存在で、角質細胞の間に隙間なく存在することで角質細胞を支え維持しています。

もしこのセラミドが減ってしまうと角質層の構造が崩れ、バリア機能や保水機能が十分に発揮できなくなってしまいます。

角質細胞をセラミドがしっかりと繋ぎ合わせることで、人間の身体を守る強力な保護機能を実現しているのです。

 

アトピーはセラミドが減少

アトピー性皮膚炎のはっきりとした原因はまだ解明されていないものの、症状として肌のバリア機能が極端に低下した状態であることが判明しています。

アトピー肌は角質層を形成するセラミドも非常に少ないことがわかっており、角質細胞を保持できず角質層自体の水分量も減ってしまっている状態となっています。

アトピー性皮膚炎の治療はステロイドや免疫抑制薬の外用薬の使用が基本ですが、それだけでなくバリア機能を回復させるための保湿・スキンケアも重要であると指摘されています。

 

セラミドの種類

セラミドは大きくわけて以下の4種類があります。

・植物性セラミド
・天然セラミド
・合成セラミド
・ヒト型セラミド

ここではこれらのセラミドがどんなものなのかご紹介します。

 

植物性セラミド

植物性セラミドは米、大豆、とうもろこし、こんにゃく芋などの植物から抽出されたセラミドです。

植物性で天然由来のため刺激が少なく身体に優しいメリットがあります。

また動物性のセラミドに比べるとコストが安く、低刺激な化粧品などによく使われています。

しかし人間のセラミドと比べると、植物由来のため構造が少し異なるため、少々肌に馴染みにくいというデメリットがあります。

 

天然セラミド

天然セラミドは主に馬から抽出されるセラミドで、「ビオセラミド」「セレブロシド」「ウマスフィンゴ脂質」などの名前で成分表示されます。

以前は牛が主流でしたが、BSE問題を機に馬が天然セラミドの主流となっています。

動物由来のセラミドであることから構造的に人間のセラミドと近く、肌に馴染み浸透しやすく、優れた保湿力を持つメリットがあります。

継続使用により肌のセラミドが増えるとも言われていますが、植物性セラミドに比べるとコストの高さがデメリットとなります。

 

合成セラミド

合成セラミドは石油原料から作られたセラミドに似た構造を持つ物質です。

このため本物のセラミドに対し、偽物という意味で「疑似セラミド」という名前で呼ばれることもあります。

成分表示名は「~セラミド」ではなく、合成物質名で表示されることが多いです。

大量生産できることからコストが安いことがメリットで、様々な化粧品に使われています。

しかし本物のセラミドではないので、その効果は今ひとつと言われています。

 

ヒト型セラミド

ヒト型セラミドは酵母を原料に、人間が持つセラミドに似せて作ったセラミドです。

肌の角質層に存在するセラミドと極めて構造が近く、このためセラミドの中では最も人肌に馴染みやすく、優れた浸透力と高い保湿力を持っています。

 

ヒト型セラミドにもいろいろある

人間の肌に存在するセラミドは全部で11種類あります。

しかしそのすべての働きが解明されているわけではなく、現在その働きが解明されているのは以下の7つとなっています。

・セラミド1:水分保持とバリア機能を持つ
・セラミド2:高い保湿機能がある
・セラミド3:水分保持とシワ軽減機能を持つ
・セラミド4:バリア機能を保持し高める
・セラミド5:同じくバリア機能を保持し高める
・セラミド6:水分保持とターンオーバー促進
・セラミド7:皮膚常在菌のバランスを整える

この中でセラミド1、2、3、6は何らかの形で補給が必要とされるセラミドで、特にセラミド3、6は加齢によって失われやすいことから、若々しい肌を保つためには必須のセラミドと言えます。

また、セラミド2は肌に最も多く含まれ、肌の状態を大きく左右するセラミドであることから、多くの化粧品で使われています。

 

セラミド入り化粧品について

セラミド配合の化粧品は数多くありますが、やみくもにセラミド入りの化粧品を使えば良いというものでもありません。

ここではセラミド化粧品を使う上で認識しておくべきポイントをご紹介します。

 

化粧水などの化粧品には配合しにくい

セラミドは角質層に存在する細胞間脂質のひとつです。

脂質なので油溶性であり水溶性ではありません。

このため水が主成分である化粧水には、そのままでは溶けないので配合できません。

配合するためには界面活性剤などの他の成分を添加する必要があります。

 

セラミドは美容液やクリームで

セラミドは化粧水には配合しにくい成分なので、セラミド化粧品としては油分を含む美容液やクリームがメインとなります。

基本的にセラミドは保湿が目的の成分なので、保湿を目的とする美容液やクリームに配合するのが、スキンケアの目的としても配合のしやすさから考えても理にかなっています。

 

セラミド化粧品でセラミドは増えない

セラミド化粧品を使用すると、角質層にあるセラミドが増えるような気がします。

しかし実際には化粧品のセラミドが浸透して自分の肌のセラミドになるわけではありません。

化粧品に含まれるセラミドは肌表面の保湿効果を発揮しますが、角質層に入り込んで自分自身のセラミドとして機能するわけではないので、そこは勘違いしないよう注意が必要です。

 

まとめ


セラミドは肌の角質層に存在する細胞間脂質で、肌のバリア機能や保水機能の重要な役割を果たす物質です。

化粧品にもしばしば配合される成分として知られていますが、配合されるセラミドにはいくつかの種類があります。

その中でもヒト型セラミドと呼ばれるセラミドは、人間が持つセラミドと非常に似た構造を持ち、優れた効果を発揮してくれます。

セラミド化粧品を使用する際には、配合されるセラミドがどういうものか確認するとともに、セラミドの特性を理解して使用することが大切となります。

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