インドの自動車メーカーであるマヒンドラ(Mahindra)は、4×2(2軸2駆動)のベースモデルに続き、新しい4×4(2軸4駆動)仕様のベースモデルを開発している。この新型車は、マルチ・ジムニー(Maruti Jimny)に対抗するために製造されており、すべての車種に4×4が搭載されているマルチ・ジムニーよりも安価であることが期待されている。また、サイズが大きく、インドの道路での走行性能が証明されているマヒンドラ・タール(Thar)との選択肢を提供することが狙いとも言われている。
この新型ベースモデルには、2.2リットルのディーゼルエンジンと2.0リットルのガソリンエンジンが搭載される可能性が高いと報じられている。また、これまでには未確定ではあるが、オートカー・インディア(Autocar India)によると、この新型モデルはAX ACという名称が検討されており、コスト削減のために快適装備を排除した裸のモデルとして提供される予定という。
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このAX ACバリアントは、マヒンドラが未開拓のテリトリーを探索するためにSUVを必要とするオフロード愛好家をターゲットにしている。また、マルチ・スズキ(Maruti Suzuki India Limited)がライフスタイルオフローダーのジムニーを発売することが決定しており、価格を抑えてマーケットシェアの大部分を取り込むことになる。しかし、AX ACバリアントにより、マヒンドラは失ったマーケットシェアを取り戻そうとしている。
新型AX ACバリアントのデザインに関しては、従来のバリアントと同等の外観であると思われるが、アルミホイールなどの装備がないため、費用を削減する傾向にあると報じられている。また、AX(O)バリアントからいくつかの主要な機能が削除される予定である。
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現在、マヒンドラはThar 4×4の出力125hp、トルク300Nmの2.2Lディーゼルエンジン、および出力152hp、トルク300Nmの2.0Lガソリンエンジンを提供している。 AX ACバリアントでもこれら2つのエンジンが搭載されることが期待される。また、サブコンパクトSUVであるXUV 300から借用された出力118hp、トルク300Nmの1.5Lディーゼルエンジンも提供される。 Tharの後輪駆動(RWD)バリアントにはこのエンジンと2.0Lガソリンエンジンが搭載されている。
新型AX ACバリアントの価格に関しては、現時点では情報がないが、およそ110万~210万ルピーの範囲であると推定される。
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