船舶の発電機を停止させて、地元の電力供給網に接続することで、港で待機中の大型船舶の温室効果ガス排出を削減する「岸壁電源」による取り組みが世界的に広がっている。このたび、フロリダ州ブロワード郡のポート・エバーグレーズも「岸壁電源」を導入することに決定した。そのためには1億6000万ドル以上がかかるとされ、8つあるクルーズターミナル全てに対応する予定だ。なかには、2025年までに導入予定の港もあるが、現在世界のクルーズ船ターミナルの2%未満しか「岸壁電源」を備えていないため、今後の導入が待たれるとともに、環境に責任を持つポート・エバーグレーズの取り組みが注目される。

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