ランボルギーニは、新しいV12エンジンを搭載した新型スーパーカーを発表しましたが、ドイツのチューナー、ノビテックは、前任者のアヴェンタドール・ウルティマにアップグレードを施し、よりアグレッシブに仕上げました。アヴェンタドール・ウルティマには、元々6.5リットルV12エンジンが搭載されており、769馬力を発揮しますが、ノビテックはエンジンに手を加えず、車両の外観とサウンドの改良に注力しました。スポーツサスペンションを搭載し、車高を35ミリ下げたほか、20インチのフロントホイールと21インチのリヤホイールを装備しました。また、カーボンファイバーパーツを多数搭載し、フロントやサイドのインテークを改良しています。さらに、新しいアダプティブスポーツエキゾーストが装着され、ステンレス製で製造され、42ポンドもの車両の軽量化を実現しました。 車体の各部分に多数のカーボンファイバーパーツが使われ、前後ディフューザー、ボンネットフード、フロントスポイラー、サイドスカート、リヤスポイラーなどに使用されています。車体補強のためのパーツやスポーツマフラーなども、ノビテックが独自に開発したものです。内装もカスタマイズ可能で、顧客の好みに応じてあらゆる部分のカスタマイズを行うことが可能です。 ノビテックは、風洞実験で車体の改良を行い、高速での前アクスルリフトを低減するためのリアルックを採用しました。また、よりスポーティーな印象を出すために、フロントのスポイラーやサイドスカート、リヤディフューザーには、より多くのエアフローを確保するように設計されています。 上記の改良が施されたアヴェンタドール・ウルティマは、工場で仕上げたものと同様に美しい仕上がりとなっています。それらの施工、カスタマイズ作業、アップグレードには、数百万円単位の費用がかかることが予想されます。それでも、『うたかたの夢』ならぬ高級車の世界に足を踏み入れるなら、よりパーソナルな存在感を手に入れるために、こうした高価なカスタマイズに手を出す愛好家も多いでしょう。

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By RRR

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