ロンドン銅、在庫減で上昇傾向に-ET Auto

LME(ロンドン金属取引所)の銅在庫が2005年8月以来の最低水準となる51,550トンとなり、金属在庫も減少傾向にあることから、ロンドン銅の価格が上昇傾向にある。中国政府が経済刺激策を実施する可能性があることも、銅価格をサポートしている。LME3か月物の銅は、0403 GMTに0.1%上昇し、1トンあたり9,030ドルになった。一方、上海先物取引所の5月限の銅先物は0.1%下落し、1トンあたり6,9960元(1,0174.37ドル)となった。ANZ銀行のアナリストは、中国の弱いインフレ指数が報告されたことから、「北京が経済成長をサポートするために刺激策を増やす可能性がある」とのレポートを発表した。また、リスク選好度の増加や米ドルの弱化も、広範な金属市場のセンチメントをサポートしている。ミャンマーでの鉱山禁止に伴い、上海先物取引所のスズ先物価格は11.3%上昇して1トンあたり217,240元になり、LMEのスズも8.3%上昇し、1トンあたり26,925ドルになった。LMEのニッケルは2.5%上昇して1トンあたり24,740ドルになり、鉛は0.9%減少して1トンあたり2,150ドルになった。一方、アルミニウムは0.1%上昇して1トンあたり2,387ドルになり、亜鉛は0.2%上昇し、1トンあたり2,862ドルになった。上海先物取引所でのアルミニウム価格は0.4%上昇して1トンあたり18,775元になり、亜鉛も0.4%上昇して1トンあたり22,430元になった。鉛価格は0.7%上昇して1トンあたり15,390元になり、ニッケル価格も3.5%上昇して1トンあたり191,050元になった。

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