GM(ジェネラルモーターズ)は、費用削減目標である20億ドルに向けて大規模な人員削減に着手し、約5,000人の正社員が自主退職することになったことが明らかになった。CFOのポール・ジェイコブソンは、「一部の従業員の解雇と5,000人の退職により、20億ドルの目標に1,000万ドル以上を達成した」と述べた。車種の複雑性を減らし、シェアードサブシステムを活用することにより、コスト削減に努めることも計画している。アナリストからは、GMのCruiseロボタクシー事業への投資について疑問視する声が上がっているが、ジェイコブソンは、「Cruiseは拡大し、非常にうまく実行されている」と述べた。ただ、ジェイコブソンは、EVの生産が利益率が低いことから、削減目標達成のためには、コスト削減にも重点を置かなければならないと述べた。GMの株価は下落しており、トラックやSUVの需要が強いとされるアメリカでも、さらなる価格引き上げは見込めないという。今後は、広告や旅費の削減、成長分野への投資に注力するなど、全社的に出費を抑えなければならないとしている。GMは、北米に3つのバッテリー工場を持ち、第4工場の場所を近く発表する予定であり、北米のバッテリー、原材料、EV製造の投資により、米国のEV減税にも大きく貢献することができるとジェイコブソンは話している。

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